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Columns-Ruby ルビーの産地について 〜初級編〜

ルビー

ルビーの産地についてご説明します。色石の面白い所は、産地によって明らかな差が存在するところです。産地によって価格も大きく左右します。

産地が違うと色味が変わり、照りが変わり、見た目が全然違うものになります。赤が強いもの、ピンクが強いもの、黒みのような深みを感じるもの、鮮やかで光っているように見えるもの、透けている物など様々です。

産地が良いところの物であれば、基本的に高額で取引されます。産地を知って楽しんでみてください。

ルビーの産地

ルビーの産地

ルビーの代表的な産地をご紹介します。人気順となっており、一般的に価格が高い順になっています。

1位 モゴック産(ミャンマー)
2位 スリランカ
3位 タイ産
4位 モンスー産
?位 モザンビーク産


上位のランキングは上質なルビーが採掘される順番になります。圧倒的に上質なルビーを継続的に産出していたのがミャンマーになります。現在では上質かつ大粒の物はほとんど産出がなくプレミアム価格がつけられています。

モザンビーク産が?になっているのは、まだマーケットに出てから10年くらいしかたっていない産地であるためです。宝石は伝統的な価値が大きく影響します。今後、継続的に産出がありモザンビーク産のルビーの質がマーケットで認められた時、その順位は変動すると思われます。

個人的にはモザンビーク産のルビーはタイ産に比べて綺麗だと思います。今後の市場の変化が楽しみです。

モゴック産ルビーとは?

モゴック産ルビーとは?

ルビーの産地の中で圧倒的な存在感であるモゴック産ルビーについてです。

本当に綺麗な無処理のモゴック産ルビーは1ctで250万円程の販売金額が付けられる事もあります。同じモゴック産でもアクセサリークオリティであれば2,3万円程の価格しか付けられないので、品質によって100倍以上の差がある事もあります。産地も重用ですが、前提として美しくある事がよくわかる数字です。

ミャンマーのモゴック産は15世紀に産出が始まり現在に至っても産出を続けている代表的な産地です。特徴としては、色石としての最高品質の証である柔らかさがある赤色をしています。サファイアの最高級カシミール産、エメラルドの最高級コロンビアのムゾー産も同様の柔らかさを備えています。ただ、強く美しく光るだけではなく、その中に優しさや柔らかさを感じる事ができます。

モゴック産ルビーの特徴

モゴック産ルビーの特徴

モゴック産のルビーの特徴は柔らかさです。紫外線ライトを当てると強い蛍光性を示します。これは、黒味を増す鉄の不純物が少なく、青味を増やすチタンがおおい事に起因しますが、これこそが柔らかいルビーになる秘密です。

ただ注意が必要なのは、合成ルビーも強い傾向性を示します。蛍光する物は9割ぐらいが合成ルビーといわれています。

品質の高さでいえば、色が濃くて透明度が高い物になりますが、ジュエリーとしてモゴック産ルビーを使うときは、色の濃さは少し薄くても良いかもしれません。価格との兼ね合いになるとは思いますが、ジュエリーにセットされた状態ではもう少しトーンを下げて明るく見えやすい物でも良いと思います。

しっかりとしたルビーを購入するのであれば100万円を超えてくるお品物も多いので、産地や処理について説明を聞いてから購入するようにしてください。

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